十中八九(じっちゅうはっく)

「十中八九」の意味

十のうち八か九まで。ほとんどまちがいなく、そうなること。

「十中八九」の使い方

空がこんなに暗いから、十中八九、雨になるだろう。

小学生に理解できる「十中八九」を使った物語

日曜日の朝、ユウタの家族は、山へハイキングに行く予定でした。ところが、空はどんよりとくもり、遠くで雷の音も聞こえていました。

「行けるかなあ」とユウタが言うと、お父さんは天気予報を調べました。山のほうは、午後から雨の確率が九十パーセントでした。

お父さんは言いました。「これは十中八九、雨が降るね。十のうち八か九まではそうなる、ほとんどまちがいないってことだよ。今日はやめておこう」

ユウタはがっかりしました。でも、雨の山道は滑りやすく、危ないことも知っていました。

かわりに、家族で近くの科学館へ行くことにしました。プラネタリウムで星の話を聞いたり、雷が起こるしくみを実験で見たりしました。

お昼をすぎたころ、科学館の窓の外は、どしゃぶりの雨になりました。「お父さんの言ったとおりだね」とユウタが言うと、お父さんは「十中八九と言っても、たまに外れることもあるけどね」と笑いました。

次の日曜日は、からりと晴れました。家族は山に登り、頂上でお弁当を食べました。ユウタは、天気予報をよく見て決めたからこそ、晴れた日の山を楽しめたのだと思いました。

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