肩をもつ(かたをもつ)

「肩をもつ」の意味

ある人の味方をして、かばうこと。

「肩をもつ」の使い方

母は、けんかのたびに弟の肩をもつ。

小学生に理解できる「肩をもつ」を使った物語

休み時間、校庭でドッジボールをしていたときのことです。ボールが当たったかどうかで、ハルトとケンタが言い合いになりました。

「今、当たったよ」とハルトが言うと、ケンタは「当たってない。ボールは地面についてから当たったんだ」と言い返しました。

まわりの子たちは、ほとんどがハルトの味方でした。ハルトはクラスの人気者で、みんながハルトの意見に賛成したのです。ケンタは一人で、悔しそうに立っていました。

そのとき、近くで見ていたアヤカが言いました。「わたしも見ていたけど、ボールは一回地面についてたよ。ケンタくんの言うとおりだと思う」

みんなは、しんとしました。アヤカは、ケンタと特別に仲がいいわけではありません。それでも、見たとおりのことを言ったのです。

ハルトは少し考えてから、「そうか、ごめん。ぼくの見まちがいだったかも」とあやまりました。

放課後、ケンタはアヤカにお礼を言いました。「さっきは、ぼくの肩をもってくれてありがとう」

アヤカは「本当のことを言っただけだよ」と笑いました。ケンタは、一人のときに肩をもってくれる人がいると、こんなに心強いのだと知りました。そして、自分もだれかが困っているときは、味方になろうと思いました。

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