犬も食わない(いぬもくわない)

「犬も食わない」の意味

だれも相手にしないほど、つまらない・ばかばかしいこと。

「犬も食わない」の使い方

「夫婦げんかは犬も食わない」というように、両親のけんかは次の日にはすっかりおさまっていた。

小学生に理解できる「犬も食わない」を使った物語

ある日の夕方、リナの家で、お父さんとお母さんが言い合いを始めました。原因は、日曜日に行くのが動物園か水族館か、ということでした。

「動物園のほうが広くて楽しいよ」「いいえ、水族館のほうがすずしいわ」。二人とも、だんだん声が大きくなっていきます。

リナと弟のカイは、どちらが勝つのかと、はらはらしながら見ていました。

そこへ、遊びに来ていたおばあちゃんが、お茶を飲みながら言いました。「そんな言い合いは、犬も食わないよ。リナとカイに聞いてごらん」。

お父さんとお母さんは、顔を見合わせて、ふき出してしまいました。たしかに、行き先を決めるのに大人が本気で言い合うなんて、ばかばかしい話です。

リナとカイが相談して、「午前は動物園、午後は水族館がいい」と言うと、二人とも「それはいい考えだね」と大笑いしました。

日曜日、家族は一日じゅう楽しく過ごしました。帰り道、お父さんが「この前の言い合いは、本当に犬も食わない話だったな」と言うと、お母さんもうなずいて笑ったのでした。

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