氷山の一角(ひょうざんのいっかく)

「氷山の一角」の意味

表に現れているのはほんの一部で、その下にもっと大きなものが隠れていること。

「氷山の一角」の使い方

見つかった忘れ物は氷山の一角で、ロッカーの中にはもっとたくさん入っていた。

小学生に理解できる「氷山の一角」を使った物語

ある日、マコトは家の庭で、小さなアリが一ぴき、地面をはっているのを見つけました。よく見ると、すぐ近くにも、もう一ぴき、また一ぴきと歩いています。

「庭にアリが少しいるよ」とマコトが言うと、お父さんがしゃがんで地面をのぞきこみました。

「見えているアリは、氷山の一角かもしれないよ。土の中には、もっとたくさんのアリが巣を作っているはずだ」

マコトは、図書館でアリの巣の本を借りてきました。本には、土の中にトンネルや部屋がいくつもあって、何千びきものアリが暮らしていると書いてありました。

次の週末、マコトはお父さんといっしょに、透明なケースにアリの観察用の巣を作りました。ケースの中で、アリたちが土を運び、通り道をのばしていく様子がよく見えます。

「地面の上を歩いていたのは、ほんの少しだったんだね」。マコトが言うと、お父さんはうなずきました。

夏休みの自由研究に、マコトは「庭のアリは氷山の一角」という題をつけました。見えているものの下には、もっと大きな世界がかくれているのだと、マコトは知ったのでした。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題