耳を澄ます(みみをすます)

「耳を澄ます」の意味

注意を集中して、よく聞こうとすること。

「耳を澄ます」の使い方

耳を澄ますと、遠くから祭りのたいこの音が聞こえてきた。

小学生に理解できる「耳を澄ます」を使った物語

日曜日の朝、「ムギがいない!」というユイの声で、家じゅうが大さわぎになりました。ムギは、去年から飼っている茶色のねこです。ベランダの窓が少し開いていたので、お父さんは真っ青になって、マンションの外まで探しに行きました。

ユイとお母さんは、部屋の中を見て回りました。ソファの下も、カーテンのうしろものぞきましたが、どこにもいません。弟のコウは「ムギー、ムギー」と、泣きそうな声で呼び続けています。

そのとき、お母さんが「ちょっと、みんな静かにして」と言いました。テレビを消すと、冷蔵庫のブーンという音しか聞こえなくなりました。三人は、その場でじっと耳を澄ましました。

チリン。小さな鈴の音がしました。もう一度、チリン。音は、和室の押し入れのほうからです。ユイがふすまを開けると、冬用のふとんのすきまから、ムギがまるい目でこちらを見ていました。きのう、お母さんがふとんを出し入れしたときに、もぐりこんだのでしょう。

しばらくして、外から汗だくでもどってきたお父さんは、ふとんの上で大あくびをしているムギを見て、げんかんにすわりこんでしまいました。

「耳を澄ます」の例文

  • 赤ちゃんがねむったか確かめようと、母はドアの前で耳を澄ました。
  • 医者は聴診器を当てて、胸の音にじっと耳を澄ました。
  • 合唱の練習では、自分の声だけでなく、まわりの声にも耳を澄ますように言われた。

「耳を澄ます」の類語

「耳を澄ます」の対義語

  • 聞き流す

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