寝耳に水(ねみみにみず)

「寝耳に水」の意味

思いがけない出来事に、ひどく驚くこと。

「寝耳に水」の使い方

突然、来月引っこすと聞かされて、寝耳に水だった。

小学生に理解できる「寝耳に水」を使った物語

ある日の朝の会で、担任の先生が言いました。「急なお知らせですが、先生は来月から、となりの町の学校に移ることになりました」

クラスのみんなは、しんとしてしまいました。だれもそんな話は聞いていません。きのうまで、先生は三学期の遠足の話を楽しそうにしていたのです。

アヤは、寝耳に水のお知らせに、しばらく言葉が出ませんでした。となりの席のカイも、口を開けたまま先生の顔を見ていました。

休み時間になると、教室はその話でもちきりになりました。「どうして急に?」「さびしいね」。先生によると、となりの町の学校で先生が足りなくなり、急に決まったのだそうです。

アヤたちは、残りの一か月で先生に何かできないかと話し合いました。そして、クラス全員で手紙を書き、思い出の写真をはった色紙を作ることにしました。

先生の最後の日、色紙をわたすと、先生は目をうるませて言いました。「寝耳に水で、みんなをおどろかせてごめんね。この色紙は一生の宝物にするよ」。アヤたちは、笑顔で先生を見送りました。

「寝耳に水」の例文

  • 長年かよっていた近所の銭湯が今月かぎりで閉まると聞いて、祖父には寝耳に水だった。
  • いつも一位だった兄が予選で負けたという知らせは、家族にとって寝耳に水だった。
  • 「えっ、今日がしめ切りだったの?」と、姉は寝耳に水という顔で、カレンダーを見直した。

「寝耳に水」の由来

ねむっているときに、耳に水が入ってきて飛び起きる様子にたとえた言い方です。

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