押しが強い(おしがつよい)

「押しが強い」の意味

自分の考えや希望を、強引に押し通そうとする様子。

「押しが強い」の使い方

あの店員さんは押しが強くて、つい買わされてしまいそうになる。

小学生に理解できる「押しが強い」を使った物語

ある日、リョウのクラスで、遠足の行き先を決める話し合いがありました。候補は、動物園と科学館です。

話し合いが始まると、タイシが大きな声で言いました。「ぜったいに動物園がいい!科学館なんてつまらないよ」。ほかの人が科学館のよさを話しても、タイシは「でも動物園のほうがいいって」とくり返すばかりでした。

タイシは、いつもこんなふうに押しが強いのです。だんだん、ほかの人は意見を言いにくくなってしまいました。

学級委員のサクラが言いました。「タイシくんの気持ちはわかったよ。でも、ほかの人の考えも聞いてみたいな」。そして、一人ずつ順番に意見を言うことにしました。

話を聞いてみると、科学館に行きたい人も、思ったよりたくさんいました。最後に多数決をとると、ほんの少しの差で科学館に決まりました。

タイシは少しくやしそうでしたが、話し合いのあとで言いました。「ぼく、押しが強すぎたかもしれない。みんなの話を聞いたら、科学館も楽しそうだと思った」。

自分の考えを言うのは大切だけれど、押しが強すぎると、ほかの人の声がかき消されてしまう。リョウは、そのことをこの話し合いで学んだのでした。

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