猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)

「猫の手も借りたい」の意味

とても忙しくて、だれでもいいから手伝いがほしい様子。

「猫の手も借りたい」の使い方

文化祭の前日は準備が終わらず、猫の手も借りたいほどの忙しさだった。

小学生に理解できる「猫の手も借りたい」を使った物語

秋になり、おばあちゃんの畑ではさつまいもがたくさんとれる時期になりました。毎年この時期は、ほり出したいもを洗って、箱につめて、近所に配る仕事が山ほどあります。

今年はおじいちゃんが腰をいためてしまい、おばあちゃんひとりで作業をすることになりました。朝から晩まで動いても、仕事はなかなか終わりません。

日曜日に遊びに行ったアオイに、おばあちゃんはため息まじりに言いました。「今は猫の手も借りたいくらいだよ」。縁側では、飼い猫のタマがのんびりとひなたぼっこをしていました。

「それなら、わたしが手伝うよ」アオイはすぐに軍手をはめました。それから、近くに住むいとこのケンタにも電話をかけて、来てもらうことにしました。

三人で力を合わせると、作業はどんどん進みました。アオイがいもを洗い、ケンタが箱につめ、おばあちゃんが近所に配る分を分けていきます。夕方には、山のようだったいもがすっかり片づきました。

「本当に助かったよ。猫の手どころか、立派な手が二つも来てくれた」とおばあちゃんは笑いました。帰りぎわ、アオイとケンタはおみやげのさつまいもを両手にかかえて、うれしそうに家に帰りました。

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