お鉢が回る(おはちがまわる)

「お鉢が回る」の意味

順番が回ってきて、自分の番になること。

「お鉢が回る」の使い方

くじ引きの結果、とうとうぼくに学級委員のお鉢が回ってきた。

小学生に理解できる「お鉢が回る」を使った物語

ユウトの班では、毎週一人ずつ、朝の会で「最近あったこと」を話すことになっています。順番は、名前の五十音順です。

ユウトは「わ」で始まる名前なので、いつもいちばん最後でした。「ぼくの番は、まだまだ先だな」と、のんびりかまえていました。

ところが、ある日、話す予定だった友だちが、二人続けてかぜで休んでしまいました。担任の先生が名簿を見て言いました。「次は……ユウトさんだね。明日、お願いできるかな」。

思いがけず、ユウトにお鉢が回ってきたのです。ユウトはあわてました。話すことを、何も考えていなかったからです。

家に帰って、ユウトは何を話そうか考えました。そして、週末に家族で行った川で、カワセミを見たことを話すことにしました。

次の日の朝の会で、ユウトはカワセミの青い羽の美しさを、身ぶり手ぶりを交えて話しました。クラスのみんなは、目をかがやかせて聞いてくれました。

お鉢が回ってきたときにあわてないよう、話したいことはふだんからメモしておこう。ユウトはそう思い、その日からノートに小さな出来事を書きとめるようになったのでした。

「お鉢が回る」の例文

  • 町内の夏のラジオ体操の世話役は持ち回りで、今年はとうとう父にお鉢が回ってきた。
  • 家族のカラオケで、歌うのが苦手な祖父にもお鉢が回ってきた。
  • 先輩が転勤したので、会社の忘年会の幹事のお鉢がおばに回ってきた。

「お鉢が回る」の由来

大勢で食事をするとき、ご飯の入ったおひつ(お鉢)が順に回ってくることにたとえた言い方です。

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