故事成語辞典
順番が回ってきて、自分の番になること。
くじ引きの結果、とうとうぼくに学級委員のお鉢が回ってきた。
ユウトの班では、毎週一人ずつ、朝の会で「最近あったこと」を話すことになっています。順番は、名前の五十音順です。ユウトは「わ」で始まる名前なので、いつもいちばん最後でした。「ぼくの番は、まだまだ先だな」と、のんびりかまえていました。ところが、ある日、話す予定だった友だちが、二人続けてかぜで休んでしまいました。担任の先生が名簿を見て言いました。「次は……ユウトさんだね。明日、お願いできるかな」。思いがけず、ユウトにお鉢が回ってきたのです。ユウトはあわてました。話すことを、何も考えていなかったからです。家に帰って、ユウトは何を話そうか考えました。そして、週末に家族で行った川で、カワセミを見たことを話すことにしました。次の日の朝の会で、ユウトはカワセミの青い羽の美しさを、身ぶり手ぶりを交えて話しました。クラスのみんなは、目をかがやかせて聞いてくれました。お鉢が回ってきたときにあわてないよう、話したいことはふだんからメモしておこう。ユウトはそう思い、その日からノートに小さな出来事を書きとめるようになったのでした。
ユウトの班では、毎週一人ずつ、朝の会で「最近あったこと」を話すことになっています。順番は、名前の五十音順です。
ユウトは「わ」で始まる名前なので、いつもいちばん最後でした。「ぼくの番は、まだまだ先だな」と、のんびりかまえていました。
ところが、ある日、話す予定だった友だちが、二人続けてかぜで休んでしまいました。担任の先生が名簿を見て言いました。「次は……ユウトさんだね。明日、お願いできるかな」。
思いがけず、ユウトにお鉢が回ってきたのです。ユウトはあわてました。話すことを、何も考えていなかったからです。
家に帰って、ユウトは何を話そうか考えました。そして、週末に家族で行った川で、カワセミを見たことを話すことにしました。
次の日の朝の会で、ユウトはカワセミの青い羽の美しさを、身ぶり手ぶりを交えて話しました。クラスのみんなは、目をかがやかせて聞いてくれました。
お鉢が回ってきたときにあわてないよう、話したいことはふだんからメモしておこう。ユウトはそう思い、その日からノートに小さな出来事を書きとめるようになったのでした。
大勢で食事をするとき、ご飯の入ったおひつ(お鉢)が順に回ってくることにたとえた言い方です。
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