先手を打つ(せんてをうつ)

「先手を打つ」の意味

相手より先に手を打って、自分が有利になるようにすること。

「先手を打つ」の使い方

雨が降りそうなので、先手を打って体育館を予約しておいた。

小学生に理解できる「先手を打つ」を使った物語

ある日、ユウキのお母さんが、夕方から雨が降るという天気予報を見て言いました。「今日は、洗たく物を早めに取りこんでおこうかしら」。

けれど、空はまだよく晴れています。ユウキは「まだだいじょうぶだよ」と言いましたが、お母さんは昼すぎに洗たく物を全部取りこみました。

すると、午後三時ごろ、急に空が暗くなり、大つぶの雨が降り出しました。となりの家のベランダでは、洗たく物がびしょぬれになっていました。

「お母さん、先手を打っておいてよかったね」。ユウキが言うと、お母さんはにっこり笑いました。

その夜、ユウキは考えました。明日は、漢字の小テストがあります。いつもは、前の日の夜にあわてて勉強していました。

「よし、ぼくも先手を打とう」。ユウキは、テストに出そうな漢字を、その日のうちに練習しておくことにしました。次の日の朝も、登校前にもう一度見直しました。

小テストは、満点でした。ユウキは、相手より先に動いて有利になるのは、天気だけでなく、テストにも使えるのだと気づきました。それから、何でも先手を打つことを心がけるようになったのでした。

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