そろばんが合う(そろばんがあう)

「そろばんが合う」の意味

かかったお金に見合うだけの、もうけがあること。

「そろばんが合う」の使い方

材料費が高すぎて、この値段ではそろばんが合わない。

小学生に理解できる「そろばんが合う」を使った物語

ハナのクラスでは、学校のバザーで、手作りのしおりを売ることになりました。売り上げは、学級文庫の本を買うために使います。

最初の計画では、色画用紙やリボンなどの材料に、たくさんのお金がかかることがわかりました。一枚五十円で売ると、全部売れても、材料のお金のほうが高くなってしまいます。

「これじゃあ、そろばんが合わないね」。会計係のハナが言うと、クラスのみんなは頭をかかえました。

そこで、みんなで工夫を考えました。色画用紙は、図工の時間に余った紙を使わせてもらうことにしました。リボンのかわりに、家にある毛糸を持ちよりました。押し花は、学校の花だんでつんだ花を使いました。

すると、材料のお金は、最初の計画の四分の一ですむことになりました。ハナがもう一度計算してみると、今度は、全部売れなくても、ちゃんともうけが出ることがわかりました。

「これなら、そろばんが合うよ!」。ハナの言葉に、クラスじゅうが歓声をあげました。

バザーの日、しおりは昼前に売り切れました。売り上げで買った新しい本を学級文庫にならべながら、ハナは、工夫すれば、ちゃんとそろばんが合うようになるのだと思ったのでした。

「そろばんが合う」の例文

  • 庭のゆずでジャムを作った祖母は、びんの代金を入れてもそろばんが合うと分かって、道の駅に出すことにした。
  • キッチンカーでたこ焼きを売る兄は、雨の日はお客さんが少なく、そろばんが合わないとこぼしている。
  • 町の小さなプラネタリウムは、平日の昼にもお客さんが来るようになって、ようやくそろばんが合うようになった。

「そろばんが合う」の由来

そろばんではじいた損と得の計算が合うことにたとえた言い方です。

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