力を落とす(ちからをおとす)

「力を落とす」の意味

期待がはずれて、がっかりすること。

「力を落とす」の使い方

楽しみにしていた遠足が中止になり、みんな力を落とした。

小学生に理解できる「力を落とす」を使った物語

リナは、夏休みの絵のコンクールに、一か月かけて描いた絵を出しました。海辺で遊ぶ家族の絵で、自分でもこれまでで一番の出来だと思っていました。

発表の日、リナはどきどきしながら、学校のろうかにはり出された結果を見に行きました。けれど、入賞者の中に、リナの名前はありませんでした。

リナは、すっかり力を落としてしまいました。家に帰っても、夕ごはんをあまり食べられず、早くベッドに入ってしまいました。

次の日、担任の先生がリナに声をかけました。「力を落とさないでね。リナさんの絵、先生は大好きよ。海の色が、本当にきれいだった」。

リナは、少しだけ元気が出ました。そして、入賞した絵を見に行ってみました。どの絵も、それぞれに工夫がありました。光の当たり方や、人の動きの描き方など、リナが気づかなかったことがたくさんありました。

「次は、もっと工夫してみよう」。リナは、スケッチブックを新しく買って、毎日少しずつ絵を描く練習を始めました。

次の年のコンクールで、リナの絵は佳作に選ばれました。力を落としたあの日があったから、ここまでがんばれたのだと、リナは思ったのでした。

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