にらみが利く(にらみがきく)

「にらみが利く」の意味

力や威厳があって、周りの人に勝手なことをさせないこと。

「にらみが利く」の使い方

校長先生はにらみが利くので、朝礼ではだれもおしゃべりしない。

小学生に理解できる「にらみが利く」を使った物語

昔々、静かな村に住んでいたおじいさんがいました。彼は村の人々からとても尊敬されていて、いつも静かに見守っていました。おじいさんの目は特別で、まるで魔法のように鋭く、彼が見つめると誰もが緊張してしまうのです。村の子供たちは、その目を「にらみが利く」と呼んでいました。

ある日、村の広場で大きなお祭りが開かれました。子供たちは元気よく走り回り、大人たちも楽しそうに笑い合っていました。しかし、祭りの準備を手伝っていた子供たちが、遊びに夢中になりすぎて、飾り付けをぐちゃぐちゃにしてしまったのです。すると、おじいさんがその光景を見つめていました。彼の目が光ると、子供たちはすぐに動きを止めて、おじいさんの方を見ました。

おじいさんは何も言わずにただじっと見つめるだけでしたが、その目には「これではいけない」といったメッセージが込められていました。子供たちはすぐに自分たちがしていたことが間違いだったと気づき、急いで飾り付けを直し始めました。おじいさんの目が、まるで村全体を見守る力を持っているかのようでした。

祭りが終わると、村の人々はおじいさんを囲んで感謝の言葉をかけました。「おじいさんの目があったから、みんながきちんとできたよ」と。おじいさんはにっこり笑って、「威厳があれば、みんなはきちんとするものだよ」と言いました。このように、おじいさんの「にらみが利く」力は、村をいつも助けていたのです。

「にらみが利く」の例文

  • 町の古い映画館の受付のおじさんはにらみが利くので、上映中に話す人はいない。
  • 祖父は親せきの集まりでにらみが利くので、いとこたちもけんかをしない。
  • 団地の自治会長のおばあさんはにらみが利くので、自転車置き場はいつもきちんと並んでいる。

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