故事成語辞典
あれこれと心配して、なやむこと。
あのときの一言を気に病んでいたけれど、友だちはまったく気にしていなかった。
中学一年のさくらは、ある日の帰り道、友だちのあいに「その髪型、ちょっと変じゃない」と言ってしまいました。じょうだんのつもりでした。でも、あいは「そうかな」と言ったきり、だまってしまいました。家に帰ってからも、さくらはそのことが気になってしかたがありませんでした。「きらわれちゃったかな」「明日、話しかけてくれなかったらどうしよう」。さくらは一晩じゅう気に病んで、なかなかねむれませんでした。次の朝、さくらは思いきって、あいに声をかけました。「昨日はごめんね。変なこと言っちゃって」。あいはきょとんとしてから、笑いました。「え、ぜんぜん気にしてないよ。昨日だまってたのは、ピアノの発表会のことを考えていたからなの」。さくらは、ほっとして力がぬけました。でも、気にしてくれていないからといって、言ってよいことではなかったとも思いました。それから、さくらは、言う前に一度考えるようにしました。そして、あまり気に病みすぎる前に、早めに話してみることも大切だと知りました。
中学一年のさくらは、ある日の帰り道、友だちのあいに「その髪型、ちょっと変じゃない」と言ってしまいました。じょうだんのつもりでした。
でも、あいは「そうかな」と言ったきり、だまってしまいました。家に帰ってからも、さくらはそのことが気になってしかたがありませんでした。
「きらわれちゃったかな」「明日、話しかけてくれなかったらどうしよう」。さくらは一晩じゅう気に病んで、なかなかねむれませんでした。
次の朝、さくらは思いきって、あいに声をかけました。「昨日はごめんね。変なこと言っちゃって」。
あいはきょとんとしてから、笑いました。「え、ぜんぜん気にしてないよ。昨日だまってたのは、ピアノの発表会のことを考えていたからなの」。
さくらは、ほっとして力がぬけました。でも、気にしてくれていないからといって、言ってよいことではなかったとも思いました。
それから、さくらは、言う前に一度考えるようにしました。そして、あまり気に病みすぎる前に、早めに話してみることも大切だと知りました。
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