蓋を開ける(ふたをあける)

「蓋を開ける」の意味

①物事を始めること。②結果を確かめること。

「蓋を開ける」の使い方

負けると思っていたが、蓋を開けてみると大差で勝っていた。

小学生に理解できる「蓋を開ける」を使った物語

ミオのクラスでは、学級の新聞づくりで、「クラスで人気の給食メニューは何か」というアンケートをとりました。

集計する前に、班のみんなで予想を立てました。「ぜったいカレーライスだよ」「いや、あげパンじゃない?」「わたしはからあげだと思う」。意見は分かれました。

放課後、ミオたちはアンケートの用紙を全部集めて、一枚ずつ数えていきました。いよいよ、蓋を開けるときです。

蓋を開けてみると、一位はカレーライスでもあげパンでもなく、なんと「わかめごはん」でした。予想していた人は、班の中にだれもいませんでした。

「えっ、わかめごはん?」。みんなは顔を見合わせました。アンケートの理由のらんを読んでみると、「家ではあまり食べないから」「においがおいしそう」と書いてありました。

ミオたちは、その結果を新聞の一面にのせることにしました。見出しは「蓋を開けたら、わかめごはんが一位!」です。

新聞をはり出すと、クラスじゅうが「意外だね」と盛り上がりました。給食の調理員さんにも新聞を見せると、とてもよろこんでくれました。ミオは、予想と結果がちがうからこそ、調べるのはおもしろいのだと思ったのでした。

「蓋を開ける」の例文

  • 売れないだろうと言われていた新しい味のアイスは、蓋を開けてみると、その夏いちばんの人気になった。
  • 夏の甲子園が蓋を開け、開会式には四十九の学校が並んだ。
  • 楽な仕事だと聞いていたのに、蓋を開けたら毎日残業だったと、いとこがこぼしていた。

「蓋を開ける」の類語

  • 幕を開ける
  • 結果が出る

「蓋を開ける」の対義語

  • 幕を閉じる

「蓋を開ける」の由来

中が見えない入れ物の蓋を開けて、中身を確かめる様子にたとえた言い方です。

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