輪をかける(わをかける)

「輪をかける」の意味

程度をさらに大きくすること。さらに上回ること。

「輪をかける」の使い方

弟は、父に輪をかけた食いしんぼうだ。

小学生に理解できる「輪をかける」を使った物語

アキの弟のソウは、とてもこわがりです。夜になると、ひとりでトイレに行けません。

ある夏の夜、テレビでこわい話の番組をやっていました。お父さんが見ていた番組を、ソウもちらっと見てしまいました。その夜、ソウは「こわくてねられない」と、アキのふとんにもぐりこんできました。

次の日、家族でおばあちゃんの家に遊びに行きました。おばあちゃんの家は古い木の家で、夜になると、ろうかがぎしぎしと鳴ります。

ソウのこわがりは、いつもに輪をかけてひどくなりました。トイレに行くときはアキの手をはなさず、ろうかが鳴るたびに「今の何?」と飛び上がります。

見かねたおばあちゃんが、ろうかに小さなあかりをつけてくれました。「この家は古いから、木がのびたりちぢんだりして音がするんだよ。だれもいないから大丈夫」と、ゆっくり教えてくれました。

その夜、ソウはあかりのついたろうかを、ひとりでトイレまで歩いていけました。もどってきたソウは「ぼく、一人で行けたよ」と得意そうに言いました。アキは「えらいね」と、弟の頭をなでました。

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