故事成語辞典
人といっしょになって、ある仕事をすること。多く、よくないことに加わる場合に使う。
弟のいたずらの片棒を担いで、二人そろって母にしかられた。
小学五年のこうへいの弟、しょうたは、いたずらが大好きです。ある日、しょうたがこっそり言いました。「お兄ちゃん、お父さんのくつの中に、ゴムのヘビを入れようよ」。こうへいは、少しまよいましたが、おもしろそうだと思って、うなずきました。二人は、げんかんに置いてあったお父さんのくつに、ゴムのヘビを入れました。次の朝、お父さんがくつをはこうとして、「うわっ」と大声をあげ、しりもちをついてしまいました。そのひょうしに、げんかんの花びんがたおれて、水がこぼれました。お母さんが、二人を呼びました。「こんなことをしたのはだれ」。しょうたは下を向き、こうへいも、いたずらの片棒を担いだことをみとめました。「お兄ちゃんなら、止めることもできたでしょう」。お母さんの言葉に、こうへいは何も言えませんでした。二人は、お父さんにあやまり、こぼれた水をふいて、花びんの花を生け直しました。お父さんは「けががなくてよかった。でも、人をおどろかせるのは、相手を考えてからにしよう」と言いました。それから、こうへいは、しょうたがいたずらを思いついたときには、まず「それをされた人はどう思うかな」と聞くようにしました。
小学五年のこうへいの弟、しょうたは、いたずらが大好きです。ある日、しょうたがこっそり言いました。「お兄ちゃん、お父さんのくつの中に、ゴムのヘビを入れようよ」。
こうへいは、少しまよいましたが、おもしろそうだと思って、うなずきました。二人は、げんかんに置いてあったお父さんのくつに、ゴムのヘビを入れました。
次の朝、お父さんがくつをはこうとして、「うわっ」と大声をあげ、しりもちをついてしまいました。そのひょうしに、げんかんの花びんがたおれて、水がこぼれました。
お母さんが、二人を呼びました。「こんなことをしたのはだれ」。しょうたは下を向き、こうへいも、いたずらの片棒を担いだことをみとめました。
「お兄ちゃんなら、止めることもできたでしょう」。お母さんの言葉に、こうへいは何も言えませんでした。
二人は、お父さんにあやまり、こぼれた水をふいて、花びんの花を生け直しました。お父さんは「けががなくてよかった。でも、人をおどろかせるのは、相手を考えてからにしよう」と言いました。
それから、こうへいは、しょうたがいたずらを思いついたときには、まず「それをされた人はどう思うかな」と聞くようにしました。
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