終止符を打つ(しゅうしふをうつ)

「終止符を打つ」の意味

続いていた物事を、終わりにすること。

「終止符を打つ」の使い方

長かった兄弟げんかに、ようやく終止符を打った。

小学生に理解できる「終止符を打つ」を使った物語

ハルトの家の近くには、小さな駄菓子屋さんがありました。おばあさんが一人でやっているお店で、ハルトは小さいころから毎週のように通っていました。

ある日、お店のガラス戸に、一枚の紙がはってありました。「今月末で、お店を閉めることにしました。長い間、ありがとうございました」。

ハルトはおどろいて、おばあさんに聞きました。「どうしてお店をやめちゃうの?」。

おばあさんはにっこり笑って言いました。「わたしも、もう八十歳になったからね。五十年続けてきたけれど、そろそろ終止符を打とうと思ったのよ」。

ハルトはさびしくなりました。けれど、おばあさんの顔は、どこかすっきりしているように見えました。

お店の最後の日、たくさんの子どもや、昔お店に通っていた大人たちが集まりました。みんなで、おばあさんに花束と寄せ書きをわたしました。

「五十年の駄菓子屋さんに終止符を打つ日に、こんなにたくさんの人が来てくれるなんて」。おばあさんは、目に涙をうかべて笑いました。

ハルトは、そのお店で買った最後のラムネを、大事に机の引き出しにしまっておいたのでした。

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