尾ひれが付く(おひれがつく)

「尾ひれが付く」の意味

話が伝わっていくうちに、本当ではないことが付け加えられて、大げさになること。

「尾ひれが付く」の使い方

転校生のうわさに尾ひれが付いて、いつのまにか芸能人だという話になっていた。

小学生に理解できる「尾ひれが付く」を使った物語

ある月曜日、中学一年のクラスに「明日、新しい先生が来るらしい」という話が広がりました。最初に聞いてきたのは、職員室の前を通ったりょうでした。

昼休みになると、その話は「新しい先生は、元プロのサッカー選手らしい」に変わっていました。放課後には「オリンピックに出たことがあるらしい」になっていました。

次の日、教室に入ってきたのは、にこにこした若い男の先生でした。「はじめまして。数学を教えます。サッカーは、大学のサークルで少しやっていました」。

クラスのみんなは、顔を見合わせました。話に尾ひれが付いて、すっかり大げさになっていたのです。

りょうは、正直に言いました。「先生がサッカーをしていたと聞いて、話がどんどん大きくなっちゃったんです。ごめんなさい」。

先生は大笑いしました。「オリンピックか。それはうれしいけど、ちがうよ。でも、昼休みにいっしょにボールをけるのは大かんげいだよ」。

その日の昼休み、先生とクラスのみんなで、サッカーをしました。りょうは、話を伝えるときは、聞いたとおりに伝えることが大事だと思いました。

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