尻尾をつかむ(しっぽをつかむ)

「尻尾をつかむ」の意味

隠していることや悪いことの証拠をつかむこと。

「尻尾をつかむ」の使い方

警察は、ついに犯人の尻尾をつかんだ。

小学生に理解できる「尻尾をつかむ」を使った物語

ミオのクラスでは、最近、教室の金魚のえさが、なぜかすぐに減ってしまうことが続いていました。えさをあげるのは、生き物係のミオとリクの仕事です。

「だれかが、かってにえさをあげているのかな」。ミオが言うと、リクは「えさをやりすぎると、金魚が病気になっちゃうよ」と心配しました。

二人は、えさの入れ物に、毎日の量を書いた紙をはっておくことにしました。そして、朝と帰りに、えさがどれだけ減っているかを記録しました。

すると、えさが減るのは、決まって月曜日の朝だとわかりました。月曜日の朝といえば、早く登校してくる一年生のクラスが、教室の前の廊下で遊んでいる時間です。

次の月曜日、二人が早めに教室へ行くと、一年生の男の子が、金魚の水そうの前で、えさの入れ物を持っていました。ついに尻尾をつかんだのです。

男の子は、はずかしそうに言いました。「金魚が、おなかをすかせているみたいだったから……」。

ミオとリクは、えさをやりすぎるとよくないことを、やさしく教えてあげました。そして、毎週一回、男の子にえさやりを手伝ってもらうことにしました。尻尾をつかんだおかげで、新しい仲間ができたのでした。

「尻尾をつかむ」の例文

  • 冷蔵庫のおやつが毎晩一つずつ減るので、母は夜おそくまで見張りを続け、ついに父の尻尾をつかんだ。
  • テストの点をかくしていた弟は、ごみ箱に捨てた答案から、姉に尻尾をつかまれた。
  • 畑の野菜をかじっていたのはタヌキだったと、おじはカメラの映像でようやく尻尾をつかんだ。

「尻尾をつかむ」の由来

人を化かすキツネやタヌキの尻尾をつかんで、正体を見やぶることにたとえた言い方です。

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