肝が据わる(きもがすわる)

「肝が据わる」の意味

度胸があって、ちょっとのことではおどろいたり、あわてたりしないこと。

「肝が据わる」の使い方

初めての大舞台でも落ち着いている彼女は、肝が据わっている。

小学生に理解できる「肝が据わる」を使った物語

小学六年のりこは、ふだんはおっとりしていて、あまり目立たない子でした。

ある日、学校で火災の避難訓練がありました。ところが、訓練の放送が流れると、一年生の教室で、何人かの子が泣き出してしまいました。

りこのクラスは、一年生の教室のとなりでした。りこは、すぐに一年生の教室に行き、泣いている子たちの前にしゃがみました。

「大丈夫だよ。これは練習だからね。お姉さんといっしょに、手をつないで外へ行こう」。りこの声は、落ち着いていて、やさしいものでした。

一年生たちは泣きやんで、りこの手をにぎりました。りこは、ハンカチで口をおさえるように教えながら、ゆっくりと校庭へ連れて行きました。

訓練のあと、校長先生がりこをほめました。「あわてずに、小さい子を安心させることができたね。肝が据わっているね」。

クラスのみんなも「りこちゃん、すごいね」と言いました。おとなしい人の中にも、いざというときに強い心を見せる人がいるのです。

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