会うは別れの始め
(あうはわかれのはじめ)

「会うは別れの始め」の意味

人と出会えば、いつかは必ず別れのときが来るということ。

「会うは別れの始め」の使い方

会うは別れの始めというけれど、卒業する先ぱいとの思い出は、ずっと大切にしたい。

小学生に理解できる「会うは別れの始め」を使った物語

三月、小学六年生のなおの学校では、大好きな担任の山田先生が、ほかの学校へうつることになりました。

山田先生は、二年間なおたちのクラスを受け持ってくれました。なおが算数でつまずいたときは、放課後に残って教えてくれました。運動会のリレーで転んだときは、だれよりも大きな声で応えんしてくれました。

先生とのお別れの会の日、なおはなみだをこらえきれませんでした。「先生と、ずっといっしょにいたかったです。」

山田先生は、なおの肩にそっと手をおいて言いました。「会うは別れの始め、という言葉があるんだ。人と出会えば、いつかは別れが来る。でも、だからこそ、いっしょにすごした時間が大切になるんだよ。」

先生は、クラスのみんなの顔を一人ひとり見つめました。「みんなと出会えて、先生は本当に幸せだった。別れはさびしいけれど、みんなとの思い出は、ずっと先生の宝物だよ。」

なおは、なみだをふいて顔を上げました。そして、クラスのみんなで書いた寄せ書きを、先生にわたしました。先生は、それを大事そうにむねにかかえました。

その夜、なおは日記に書きました。「会うは別れの始めだけど、先生と出会えてよかった。中学生になっても、先生に教わったことを忘れずにがんばりたい。」

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