釈迦に説法(しゃかにせっぽう)

「釈迦に説法」の意味

よく知っている人に、それを教えようとするおろかさのたとえ。

「釈迦に説法」の使い方

料理人の父に卵焼きの作り方を教えるなんて、釈迦に説法だ。

小学生に理解できる「釈迦に説法」を使った物語

夏休み、リョウはいとこのお姉さんと、近くの川へ魚つりに行きました。リョウは、つりの本を読んで、えさのつけ方や糸の結び方を覚えたばかりでした。

川に着くと、リョウは得意になって、お姉さんにつりのこつを説明し始めました。「えさは、針の先が見えないようにつけるんだよ。それから、うきが動いたらすぐに引かないで、少し待つんだ」

お姉さんは、にこにこしながら「へえ、そうなんだ」と聞いていました。そして、リョウが一ぴきもつれないうちに、次々に魚をつり上げていきました。

帰り道、お姉さんのお母さんが、リョウに笑って言いました。「あの子はね、小学生のころから毎週つりに行っていて、つり大会で優勝したこともあるのよ」

リョウは顔が赤くなりました。「ぼく、お姉ちゃんにつりを教えちゃった。釈迦に説法だったね」。お姉さんは「リョウくんの説明、わかりやすかったよ」と笑ってくれました。

次の週、リョウはお姉さんに、本には書いていないつりのこつを教えてもらいました。釈迦に説法をするより、教えてもらうほうがずっと上手になれると、リョウは思いました。

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