二束三文(にそくさんもん)

「二束三文」の意味

数が多くても、値段がとても安いこと。

「二束三文」の使い方

いらなくなったまんがを古本屋に持っていったら、二束三文にしかならなかった。

小学生に理解できる「二束三文」を使った物語

ソウタの家では、春の大そうじで、使わなくなった物を整理することになりました。押し入れの奥から、ソウタが小さいころに遊んでいたおもちゃが、段ボール箱いっぱいに出てきました。

お母さんは言いました。「リサイクルショップに持っていってみようか」

ソウタは、たくさんあるからきっと高く売れるだろうと思いました。ロボット、ミニカー、パズル。どれも買ったときは、けっこうな値段だったはずです。

ところが、リサイクルショップの店員さんは、箱の中身を見て言いました。「全部で三百円になります」

ソウタはびっくりしました。こんなにたくさんあるのに、たった三百円なのです。

帰り道、お母さんが言いました。「二束三文だったね。数が多くても、値段がとても安いことを、そう言うのよ」

家に帰ると、ソウタは考えました。売れば二束三文でも、まだ遊べるおもちゃばかりです。そこで、近所の保育園に寄付できないか、お母さんに相談しました。

保育園の先生は、とても喜んでくれました。二束三文にしかならなかったおもちゃが、小さな子どもたちの笑顔に変わったのです。ソウタは、物の値打ちは値段だけでは決まらないのだと思いました。

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