二の舞を演じる(にのまいをえんじる)

「二の舞を演じる」の意味

前の人と同じ失敗を、自分もくり返してしまうこと。

「二の舞を演じる」の使い方

兄が寝坊して遅刻したのを笑っていたら、次の日にぼくも二の舞を演じてしまった。

小学生に理解できる「二の舞を演じる」を使った物語

ユイのクラスでは、去年、遠足のバスの中で、お菓子を食べすぎて気分が悪くなった子が何人もいました。担任の先生は、その話をして、「今年は、お菓子は休けいの時間に食べるようにしましょう」と言いました。

遠足の日、ユイの班のショウタは、バスに乗るとすぐに、リュックからポテトチップスを取り出しました。「ちょっとくらい、だいじょうぶだよ」。

ユイは心配になって言いました。「去年の子たちの二の舞を演じることになるよ。先生も言っていたじゃない」。

けれど、ショウタは「平気、平気」と食べ続けました。バスが山道に入ってくねくね曲がり始めると、ショウタの顔色がだんだん青くなってきました。

とうとうショウタは、気分が悪くなってしまいました。先生がバスを止めてもらい、ショウタは外の空気をすって、ようやく落ち着きました。

休けい場所に着くと、ショウタはしょんぼりしながら言いました。「先生の言うことを聞けばよかった。去年の二の舞を演じちゃったよ」。

帰りのバスでは、ショウタはお菓子を食べずに、窓の外の景色をながめていました。人の失敗を知っていても、気をつけなければ同じことをしてしまう。ユイは、そのことを心にとめておこうと思ったのでした。

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