雨後の筍(うごのたけのこ)

「雨後の筍」の意味

似たような物事が、次々に現れること。

「雨後の筍」の使い方

駅前には、雨後の筍のように新しいパン屋ができた。

小学生に理解できる「雨後の筍」を使った物語

ある年の春、ヒナタの学校で、一人の子が手作りのしおりを友だちに配りました。押し花をはさんだかわいいしおりで、クラスのみんながほしがりました。

すると次の週から、あちこちのクラスで、しおりを作る子が次々に出てきました。四つ葉のクローバーを入れたもの、折り紙で作ったもの、リボンをつけたものなど、いろいろです。

ヒナタがその様子をお父さんに話すと、お父さんは言いました。「それは、雨後の筍のようだね。似たようなものが、次から次へと出てくることを言うんだよ」。

休み時間になると、教室のあちこちでしおりの見せ合いが始まりました。けれどヒナタは、みんなと同じものを作るのではつまらないと思いました。

そこでヒナタは、しおりに自分の好きな本の一文を書いてみることにしました。それを見た図書委員の先生が、「図書館で、しおりの展示会をしてみない?」と声をかけてくれました。

展示会には、雨後の筍のように生まれたたくさんのしおりが並びました。どのしおりにも、作った人の工夫がつまっていました。

ヒナタは、まねから始まったことでも、みんなの工夫で楽しい行事になるのだと知ったのでした。

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