草の根を分けて探す(くさのねをわけてさがす)

「草の根を分けて探す」の意味

あらゆる手をつくして、すみずみまで探すこと。

「草の根を分けて探す」の使い方

なくした鍵を、家じゅう草の根を分けて探したが見つからなかった。

小学生に理解できる「草の根を分けて探す」を使った物語

小学四年のみさきは、家で飼っているねこのミケを、とても大切にしていました。ところがある日、ミケが家からいなくなってしまいました。

窓が少し開いていて、そこから外に出てしまったようです。みさきは、泣きそうになりながら、家族といっしょに近所を探し始めました。

公園のしげみの中、車の下、となりの家の庭。みさきたちは、草の根を分けて探すように、町じゅうを歩き回りました。

夕方になっても、ミケは見つかりませんでした。みさきは、ミケの写真をはったチラシを作り、近所の家やお店に配りました。

次の日の朝、電話がかかってきました。「チラシのねこ、うちの物置にいましたよ」。それは、二つ先の通りに住むおばあさんからでした。

みさきが走っていくと、物置のすみで、ミケが小さくなってふるえていました。みさきは、ミケをそっとだきあげました。「ミケ、よかった」。

家に帰ってから、みさきはおばあさんにお礼の手紙を書きました。あきらめずに探し続ければ、きっとだれかが力を貸してくれるのだと、みさきは思いました。

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