膝を打つ(ひざをうつ)

「膝を打つ」の意味

思い当たったり、感心したりして、思わずひざを手でたたくこと。

「膝を打つ」の使い方

弟の思いがけないアイデアに、父は「それはいい」と膝を打った。

小学生に理解できる「膝を打つ」を使った物語

小学六年のたけしの家では、庭の小さな畑が、毎年カラスにあらされていました。せっかく育てたトマトやイチゴが、食べられてしまうのです。

おじいちゃんは、かかしを立てたり、ネットを張ったりしましたが、カラスはすぐになれてしまいます。おじいちゃんは、すっかり困っていました。

ある日、たけしは理科の授業で、カラスは光るものをいやがることがあると習いました。家に帰ると、たけしはおじいちゃんに話しました。

「使わなくなったCDを、ひもでつるしてみたらどうかな。風でくるくる回って、光が反射するよ」。おじいちゃんは、ぽんと膝を打ちました。「なるほど、それは名案だ」。

二人で、物置にあった古いCDを十枚、畑のまわりにつるしました。CDは、風にゆれて、きらきらと光を放ちました。

それからしばらく、カラスは畑に近づかなくなりました。その夏は、真っ赤なトマトがたくさんとれました。

おじいちゃんは、とれたトマトを近所にもおすそわけしながら、「孫の知恵のおかげだよ」とうれしそうに話していました。たけしは、学校で習ったことが役に立って、とてもうれしくなりました。

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