尻に敷く(しりにしく)

「尻に敷く」の意味

妻が夫をおさえつけて、思いどおりにふるまうこと。

「尻に敷く」の使い方

となりのおじさんは、おばさんに尻に敷かれているらしい。

小学生に理解できる「尻に敷く」を使った物語

中学一年のこはるの家では、お母さんが何でも決めます。夕ご飯のメニューも、旅行の行き先も、新しい家具の色も、最後はお母さんの一言で決まります。

ある日、こはるはお父さんに聞いてみました。「お父さんって、お母さんに尻に敷かれてるよね。いやじゃないの」。

お父さんは、笑って答えました。「たしかに尻に敷かれているかもしれないね。でも、お母さんが決めてくれると、いつもうまくいくんだよ」。

お父さんは続けました。「前に、お父さんが選んだ旅館は、雨もりがしたんだ。お母さんが選んだところは、どこも楽しかっただろう」。こはるは、思い出して笑いました。

その夜、こはるはお母さんにも聞いてみました。お母さんは「お父さんは、わたしが迷っているとき、いつも『きみが決めたことなら大丈夫』と言ってくれるのよ」と話しました。

こはるは、二人がおたがいを信じ合っているからこそ、今のような形になっているのだと思いました。

次の日曜日、夕ご飯の献立を決めたのは、お母さんでした。でも、カレーを作ったのは、エプロンをつけたお父さんでした。

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