血を分けた(ちをわけた)

「血を分けた」の意味

親子や兄弟など、血のつながりがある関係であること。

「血を分けた」の使い方

血を分けた兄弟だからこそ、困ったときは助け合いたい。

小学生に理解できる「血を分けた」を使った物語

ユウキには、三つ年上のお姉さんがいます。二人はよくけんかをします。テレビのチャンネルや、おやつの分け方で、毎日のように言い合いになります。

ある日、ユウキが学校でかぜをひいて、熱を出してしまいました。お母さんは仕事で、すぐには迎えに来られません。保健室のベッドで心細くしていると、ドアが開いて、お姉さんが入ってきました。

「お母さんから連絡があったの。いっしょに帰ろう」。お姉さんは中学校を早退して、ユウキを迎えに来てくれたのです。

帰り道、お姉さんはユウキのランドセルを持ってくれました。家に着くと、おかゆを作り、冷たいタオルでおでこを冷やしてくれました。

夜、仕事から帰ってきたお母さんが、二人を見て言いました。「ふだんはけんかばかりしているけど、やっぱり血を分けたきょうだいね」。

ユウキは、ふとんの中で、お姉さんの作ってくれたおかゆの味を思い出しました。けんかをしても、困ったときには助けてくれる。血を分けたきょうだいとは、こういうものなのかもしれないと思いました。

次の日、熱が下がったユウキは、お姉さんに「ありがとう」と言いました。お姉さんは「どういたしまして」と、少し照れくさそうに笑ったのでした。

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