拍車をかける(はくしゃをかける)

「拍車をかける」の意味

物事の進み方を、いっそう速めること。

「拍車をかける」の使い方

優勝が近づいたことが、みんなのやる気に拍車をかけた。

小学生に理解できる「拍車をかける」を使った物語

ナナのクラスでは、学級園でミニトマトを育てています。けれど、今年は雨が少なく、なかなか実が大きくなりませんでした。

クラスのみんなは、少しずつやる気をなくしていました。水やりの当番も、忘れる人が出てきました。

そんなある日、担任の先生が言いました。「秋の収穫祭で、育てたミニトマトを使って、ピザを作ろうと思います」。

その言葉が、みんなのやる気に拍車をかけました。「ピザを作るなら、もっとたくさん実をつけないと!」。水やり当番を忘れる人はいなくなり、休み時間に雑草をぬく人まで出てきました。

さらに、近所の農家のおじさんが、ミニトマトの育て方を教えに来てくれました。わき芽をつむと、実が大きくなることがわかり、みんなの世話にますます拍車がかかりました。

夏の終わりには、ミニトマトがたくさん実りました。赤くつやつやした実を見て、クラスじゅうが歓声をあげました。

収穫祭の日、みんなで作ったピザは、とてもおいしく焼き上がりました。ナナは、先生のひとことが、みんなのがんばりに拍車をかけたのだと思いながら、ピザをほおばったのでした。

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