故事成語辞典
①ねらったとおりになること。②(くだけた言い方で)おもしろくて、笑いが止まらなくなること。
作戦が壺にはまり、相手チームから三点を取った。
ある日の夕方、ダイキの家では、家族そろってお笑い番組を見ていました。番組の中で、芸人さんが、ペンギンのまねをしながら、よちよち歩いて転ぶ場面がありました。それを見たダイキのお父さんは、急に「ぶはっ」とふき出しました。それからが大変でした。お父さんの笑いが、止まらなくなってしまったのです。「ペンギンが……ペンギンが……」と言いながら、おなかをかかえて、ソファの上で転げ回っています。「お父さん、完全に壺にはまっちゃったね」。お姉さんが、あきれたように言いました。けれど、お父さんがあまりにも笑うので、ダイキもお姉さんも、お母さんまで、つられて笑い出してしまいました。番組が終わっても、お父さんは思い出すたびに、くっくっと笑っています。お茶を飲もうとしても、笑ってしまって、なかなか飲めません。「お父さんって、一度壺にはまると、なかなか抜け出せないんだから」。お母さんは、目に涙をうかべて笑いながら言いました。その夜、ダイキはベッドの中で、ペンギンのまねをするお父さんの姿を思い出して、またひとりで笑ってしまいました。家族みんなで笑うと、こんなに楽しいのだと思ったのでした。
ある日の夕方、ダイキの家では、家族そろってお笑い番組を見ていました。
番組の中で、芸人さんが、ペンギンのまねをしながら、よちよち歩いて転ぶ場面がありました。それを見たダイキのお父さんは、急に「ぶはっ」とふき出しました。
それからが大変でした。お父さんの笑いが、止まらなくなってしまったのです。「ペンギンが……ペンギンが……」と言いながら、おなかをかかえて、ソファの上で転げ回っています。
「お父さん、完全に壺にはまっちゃったね」。お姉さんが、あきれたように言いました。けれど、お父さんがあまりにも笑うので、ダイキもお姉さんも、お母さんまで、つられて笑い出してしまいました。
番組が終わっても、お父さんは思い出すたびに、くっくっと笑っています。お茶を飲もうとしても、笑ってしまって、なかなか飲めません。
「お父さんって、一度壺にはまると、なかなか抜け出せないんだから」。お母さんは、目に涙をうかべて笑いながら言いました。
その夜、ダイキはベッドの中で、ペンギンのまねをするお父さんの姿を思い出して、またひとりで笑ってしまいました。家族みんなで笑うと、こんなに楽しいのだと思ったのでした。
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