心がさわぐ(こころがさわぐ)

「心がさわぐ」の意味

よくないことが起こりそうな気がして、心が落ち着かないこと。

「心がさわぐ」の使い方

夜おそくに電話が鳴り、何かあったのかと心がさわいだ。

小学生に理解できる「心がさわぐ」を使った物語

学校から帰ってきたサヤは、家の前の道で足を止めました。となりのモモの家の前に、大きなトラックが止まっています。

作業服の人たちが、毛布にくるんだ大きな荷物を、二人がかりで運んでいました。モモの家の玄関も、大きく開いています。

サヤは、心がさわぐのを感じました。モモとは、ようち園のころからのなかよしです。引っこすなんて、一度も聞いていません。

きのう、モモが「明日、いいことがあるんだ。ないしょ」と言っていたのを思い出しました。引っこしが、いいこと?サヤは、ランドセルのかたひもをぎゅっとにぎりました。

家に入っても、おやつのせんべいがのどを通りません。サヤは何度も、カーテンのすきまから、となりの家をのぞきました。

しばらくして、トラックは荷台をからっぽにして帰っていきました。荷物は、モモの家から運び出されたのではありません。運びこまれたのです。

そのとき、となりの家から、ポーン、と音がしました。ド、レ、ミ、ファ、ソ。少しつっかえながら、音が上がっていきます。

サヤがまどを開けると、向かいのまどからモモが顔を出しました。「サヤちゃん、ピアノ来た!」モモは、両手を大きくふっていました。

「心がさわぐ」の例文

  • 留学している兄からの連絡が二週間もとだえて、母は心がさわぐと言っては、何度もスマホを見ていた。
  • いつもは玄関まで走ってくる犬が、その日は小屋から出てこない。おかしいと思うと、心がさわいだ。
  • 工場の機械から聞いたことのない音がして、長年つとめている工員さんは心がさわいだ。

「心がさわぐ」の類語

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