男を上げる(おとこをあげる)

「男を上げる」の意味

りっぱなことをして、男としての評判を高めること。

「男を上げる」の使い方

おぼれかけた子を助けた兄は、町じゅうで男を上げた。

小学生に理解できる「男を上げる」を使った物語

シンジのお兄さんは、中学二年生です。ふだんはのんびりしていて、家ではよくお母さんに「しっかりしなさい」と言われています。

ある日、お兄さんは、部活の帰りに、駅のホームで、小さな子がまいごになって泣いているのを見つけました。お兄さんは、その子に話しかけて名前を聞き、駅員さんのところまでいっしょに連れていきました。しばらくして、その子のお母さんが、あわててかけつけてきました。

数日後、そのお母さんから、学校にお礼の手紙がとどきました。校長先生は、朝礼でその手紙を読み上げ、お兄さんの行動をほめてくれました。

その日の夕ごはん、お父さんがお兄さんに言いました。「よくやったな。今回の件で、ずいぶん男を上げたじゃないか」。

お兄さんは、照れくさそうに頭をかきました。「当たり前のことをしただけだよ」。

シンジは、そんなお兄さんを、少しかっこいいと思いました。ふだんはのんびりしていても、困っている人がいたら、ちゃんと助けることができるのです。

次の日、シンジがお兄さんに「男を上げたね」と言うと、お兄さんは「からかうなよ」と笑いながらも、どこかうれしそうな顔をしていたのでした。

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