両手に花(りょうてにはな)

「両手に花」の意味

二つのよいものを、同時に自分のものにすること。

「両手に花」の使い方

テストで満点を取ったうえにリレーでも一位になり、今日は両手に花の一日だった。

小学生に理解できる「両手に花」を使った物語

十二月、ヒロトは小学校の作品展で、自分の書いた書き初めが金賞に選ばれました。先生に名前をよばれたとき、ヒロトは信じられない気持ちでした。

その週の土曜日、今度はサッカーの大会がありました。ヒロトは、決勝でチームの勝ちを決めるゴールを入れました。チームは初めての優勝です。

夕ごはんのとき、お父さんが言いました。「書き初めで金賞、サッカーで優勝。一週間で両手に花だな」。お母さんも「すごいね」と、ヒロトの好きなハンバーグを作ってくれました。

ヒロトはうれしくてたまりませんでしたが、ふと思いました。書き初めは、おばあちゃんが毎週のように見てくれたおかげです。サッカーのゴールも、仲間がいいパスをくれたからでした。

次の日、ヒロトはおばあちゃんの家に行き、金賞の賞状を見せました。おばあちゃんは「よくがんばったね」と目を細めました。サッカーの仲間には、「みんなのパスのおかげだよ」と伝えました。

「両手に花なんて言われたけど、花を持たせてくれたのは、まわりのみんなだったんだ」。ヒロトはそう思いながら、賞状と優勝メダルを、部屋のかべにならべてかざりました。

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