水と油(みずとあぶら)

「水と油」の意味

たがいに性質が合わず、なじまないこと。

「水と油」の使い方

のんびり屋の兄とせっかちな姉は、水と油のようによくぶつかる。

小学生に理解できる「水と油」を使った物語

四年二組のこうきとれんは、いつも意見が合いません。こうきは何でもすぐに始めたいタイプ、れんはじっくり計画を立てたいタイプです。

クラスのみんなは「あの二人は水と油だね」と言っていました。ところが、運動会の応援旗づくりで、二人は同じ係になってしまいました。

こうきは「早くかこうよ」と筆を持ち、れんは「先に下がきをしよう」と止めます。最初の日は、ほとんど進みませんでした。

帰り道、こうきは「れんは細かすぎるよ」とつぶやき、れんは「こうきは雑すぎる」と思っていました。それでも、運動会の日はどんどん近づいてきます。

次の日、れんが言いました。「ぼくが下がきをするから、こうきくんは、すぐに色をぬってくれないかな」。こうきは「それならいいよ」とうなずきました。

れんがていねいに線を引き、こうきがどんどん色をぬっていきます。旗は、予定より早く、しかもきれいに仕上がりました。

水と油のように見えた二人でも、それぞれのよさを生かせば、力を合わせられます。運動会の日、二人の旗は風に大きくはためきました。

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