袋のねずみ(ふくろのねずみ)

「袋のねずみ」の意味

袋に入れられたねずみのように、追いつめられて逃げ場がないこと。

「袋のねずみ」の使い方

鬼ごっこで行き止まりに追いこまれ、ぼくは袋のねずみになった。

小学生に理解できる「袋のねずみ」を使った物語

昼休み、三年生のみんなで、校庭でけいどろをしました。どろぼう役のだいちは、足の速さには自信がありました。

けいさつ役から逃げているうちに、だいちは体育倉庫のうらに走りこみました。ところが、そこは三方をかべに囲まれた行き止まりだったのです。

ふり返ると、けいさつ役の三人が、にこにこしながら近づいてきます。「もう袋のねずみだね」と、一人が言いました。

けいさつ役の子たちは、だいちが倉庫のうらに入るのを見て、わざと三人で入り口をふさいだのでした。だいちは、まんまと作戦に引っかかってしまったのです。

だいちは、あちこちを見回しましたが、すき間はありません。「まいった」と手をあげると、みんなで大笑いしました。

牢屋に入れられただいちは、次はどう逃げようかと考えました。「広いところを走れば、つかまりにくいんだな」。

次の回、だいちは校庭のまん中を大きく回るように走り、最後まで逃げ切りました。袋のねずみになった失敗が、作戦を考えるきっかけになったのです。

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