百も承知(ひゃくもしょうち)

「百も承知」の意味

言われなくても、十分にわかっていること。

「百も承知」の使い方

夜ふかしが体によくないことは百も承知だが、つい本を読んでしまう。

小学生に理解できる「百も承知」を使った物語

中学一年のこうへいは、毎朝ぎりぎりまでねています。お母さんは毎日のように「早くねなさい。朝、起きられなくなるよ」と言います。

「そんなこと、百も承知だよ」。こうへいは、いつもそう言い返していました。わかってはいるのです。でも、夜になると、つい動画を見てしまうのでした。

ある月曜日、こうへいはとうとうねぼうして、朝の部活の練習に大幅におくれてしまいました。その日は、試合のメンバーを決める大切な練習の日でした。

結局、こうへいはメンバーに選ばれませんでした。コーチは「力はあるのに、おしいね」と言いました。こうへいは、くやしくてたまりませんでした。

その夜、こうへいはお母さんに言いました。「わかっているだけじゃ、だめなんだね」。お母さんは、だまってうなずきました。

こうへいは、夜十時になったらスマホをリビングに置くことにしました。最初はなかなかねむれませんでしたが、一週間もすると、朝すっきり起きられるようになりました。

百も承知のことでも、行動に移さなければ意味がありません。次の試合のメンバー発表で、こうへいの名前がよばれました。

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