虫が知らせる(むしがしらせる)

「虫が知らせる」の意味

よくないことが起こりそうだと、なんとなく感じること。

「虫が知らせる」の使い方

虫が知らせたのか、家に電話をかけると、祖母が熱を出していた。

小学生に理解できる「虫が知らせる」を使った物語

ある日曜日の朝、ナナは家族と遊園地に行く予定でした。でも、朝起きたときから、なんとなく胸がざわざわしていました。

「なんだか、出かける前に家の中をもう一度見ておきたい」。虫が知らせるような気がして、ナナは家じゅうを見て回りました。すると、台所のガスコンロの火が、小さくついたままになっているのを見つけました。

お母さんが朝ごはんのみそしるを温めたあと、火を消し忘れていたのです。ナナは急いでお母さんをよび、火を消してもらいました。

お母さんは青い顔をして言いました。「ナナが気づいてくれなかったら、どうなっていたか。虫が知らせるって、こういうことを言うのかもしれないね」

それから家族は、出かける前に「ガス、電気、窓のかぎ」を確認する紙を、玄関のドアにはることにしました。出かける人が、一つずつ指でさしてたしかめるのです。

その日の遊園地は、とても楽しい一日になりました。帰りの車の中で、お父さんが「今日はナナのおかげで、安心して遊べたよ」と言いました。ナナは、あのとき虫が知らせてくれた気がしたことを、大事にしようと思いました。

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