虫の知らせ(むしのしらせ)

「虫の知らせ」の意味

よくないことが起こりそうだと、なんとなく感じること。

「虫の知らせ」の使い方

虫の知らせか、出かける前になんとなく傘を持っていったら、帰りに大雨になった。

小学生に理解できる「虫の知らせ」を使った物語

土曜日の朝、ナツキは家族で山へハイキングに行く予定でした。空はよく晴れていて、天気予報も一日じゅう晴れと言っています。

それなのに、ナツキはなぜか胸がざわざわして、落ち着きませんでした。理由はわかりませんが、何かよくないことが起こりそうな気がしたのです。

「なんだか、虫の知らせがするの。雨具を持っていこうよ」。ナツキが言うと、お兄さんは「こんなに晴れてるのに?」と笑いました。それでもお母さんは、念のためにと、みんなのかっぱをリュックに入れてくれました。

山を登り始めて二時間ほどたったころ、急に空がくもり、ぽつぽつと雨が降り出しました。あっという間に、どしゃぶりになりました。

家族はすぐにかっぱを着て、近くの休憩小屋まで歩きました。おかげで、だれもびしょぬれにならずにすみました。

小屋の中で、お兄さんが言いました。「ナツキの虫の知らせ、当たったね」。

雨は一時間ほどでやみ、空には大きなにじがかかりました。ナツキは、なんとなく感じたことも大切にしようと思ったのでした。

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