身に余る(みにあまる)

「身に余る」の意味

自分の値打ちや力にくらべて、もったいないほどであること。

「身に余る」の使い方

みんなの前でほめられて、身に余る光栄だと感じた。

小学生に理解できる「身に余る」を使った物語

小学六年のはるとは、毎朝、学校の花だんに水をやっていました。だれかにたのまれたわけではなく、一年生のときから自分で続けていることでした。

卒業式の前の日、校長先生がはるとを校長室に呼びました。「六年間、花の世話をしてくれて、ありがとう。明日、卒業式で、みんなの前で感謝状をわたしたいと思います」。

はるとは、おどろいて首をふりました。「ぼくは、ただ花が好きで水をやっていただけです。そんな、身に余ることです」。

校長先生は、ほほえんで言いました。「だれも見ていないところで続けることが、いちばんむずかしいんですよ。だから、受け取ってほしいのです」。

次の日、卒業式で名前を呼ばれたはるとは、顔を真っ赤にしながら、感謝状を受け取りました。体育館じゅうから、温かい拍手が起こりました。

式のあと、はるとは一年生の子に、じょうろを手わたしました。「この花だん、よろしくね」。一年生は、うれしそうにうなずきました。

身に余るほめ言葉は、はるとにとって、これから中学校でもがんばろうという力になりました。

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