身につまされる(みにつまされる)

「身につまされる」の意味

人の苦しみが、自分のことのように感じられること。

「身につまされる」の使い方

転校して友達がいない子の話を聞いて、身につまされた。

小学生に理解できる「身につまされる」を使った物語

ある日、ユウキのクラスに、転校生のハルトがやってきました。ハルトは、自己紹介のときにとても緊張していて、声がふるえていました。

休み時間になっても、ハルトは一人で席に座ったままでした。ユウキは、その姿を見て、胸がきゅっとなりました。去年、ユウキも転校してきたばかりのとき、だれとも話せずに、同じように一人でいたからです。

あのときのさびしい気持ちを思い出すと、ハルトの気持ちが身につまされるようでした。ユウキは、ハルトの席へ行って声をかけました。「ねえ、いっしょにドッジボールしない?」。

ハルトは、少しおどろいた顔をしてから、うれしそうにうなずきました。

校庭に出ると、ユウキはクラスの友だちにハルトを紹介しました。ハルトは、すぐにみんなとなじんで、楽しそうにボールを投げていました。

帰り道、ハルトがユウキに言いました。「声をかけてくれて、ありがとう。すごく不安だったんだ」。

ユウキは、「ぼくも転校してきたとき、同じだったから」と答えました。人の苦しみが身につまされるのは、自分も同じ思いをしたことがあるからなのかもしれない。ユウキは、そう思ったのでした。

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