気が遠くなる(きがとおくなる)

「気が遠くなる」の意味

①意識がうすれること。②あまりに大きすぎたり多すぎたりして、ぼうっとするような気持ちになること。

「気が遠くなる」の使い方

百万個の砂つぶを数えるなんて、考えただけで気が遠くなる。

小学生に理解できる「気が遠くなる」を使った物語

小学五年のゆうきのクラスでは、理科の時間に、宇宙について学んでいました。先生が黒板に、地球から太陽までのきょりを書きました。

「地球から太陽までは、およそ一億五千万キロメートルあります。新幹線で行くと、五十年以上かかります」。クラスのみんなは「ええっ」と声をあげました。

「では、一番近い星までは、どれくらいでしょう。光の速さでも、四年以上かかります」。ゆうきは、気が遠くなるような思いがしました。

その夜、ゆうきはベランダに出て、空を見上げました。光っている星の光は、何年も、何百年も前に出た光なのだと、先生が言っていたのを思い出しました。

「ぼくが生まれる前に出た光を、今見ているんだ」。そう思うと、なんだかふしぎな気持ちになりました。

次の日、ゆうきは図書室で宇宙の本を借りてきました。読めば読むほど、知りたいことが増えていきました。

気が遠くなるほど広い宇宙のことを、もっと知りたい。ゆうきは、将来、天文学者になりたいと、初めて思ったのでした。

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