火花を散らす(ひばなをちらす)

「火花を散らす」の意味

たがいに、はげしく争うこと。

「火花を散らす」の使い方

決勝戦では、二人の選手が最後まで火花を散らした。

小学生に理解できる「火花を散らす」を使った物語

中学二年のなおとかずまは、同じ陸上部で、どちらも走り高とびの選手です。二人は小学生のころからのライバルでした。

秋の大会で、二人は決勝に残りました。一メートル四十、一メートル四十五と、二人とも一回目でとび越えていきます。会場の空気は、だんだん張りつめていきました。

二人は、一回のジャンプごとに火花を散らし、ほかの選手たちも、思わず手を止めて見守りました。

一メートル五十五。なおは三回目でぎりぎりとび越えましたが、かずまはバーを落としてしまいました。なおの優勝が決まりました。

表彰式のあと、かずまはなおに手を差し出しました。「おめでとう。来年は、ぜったいに負けないからな」。なおも、その手をしっかりにぎりました。

「かずまがいなかったら、ここまでとべなかったよ」。なおの言葉に、かずまはてれくさそうに笑いました。

はげしく競い合える相手がいるからこそ、自分の力を出しきることができます。二人は次の日から、またいっしょにグラウンドで練習を始めました。

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