人の褌で相撲を取る
(ひとのふんどしですもうをとる)

「人の褌で相撲を取る」の意味

他人のものや力を利用して、自分の得になることをすること。

「人の褌で相撲を取る」の使い方

友だちの調べたことをそのまま発表するのは、人の褌で相撲を取るようなものだ。

小学生に理解できる「人の褌で相撲を取る」を使った物語

小学六年生のしんごの班は、社会科の授業で、地域の歴史について調べて発表することになりました。

班のなかでいちばん熱心だったのは、ゆいでした。ゆいは図書館に何度も通い、古い地図や写真を集めて、ノートにまとめていました。

発表の前の日、しんごはゆいのノートを見せてもらいました。とてもよくまとまっていたので、しんごは「これを自分が調べたことにして発表しよう」と思いつきました。

家でそのことを話すと、お兄ちゃんがあきれた顔をしました。「それは、人の褌で相撲を取るってやつだぞ。ゆいちゃんががんばって調べたのに、自分の手がらにするなんて、ずるいよ。」

しんごは、言い返せませんでした。もし自分ががんばって調べたことを、だれかに横取りされたら、きっとくやしいはずです。

次の日、しんごは発表の前に、班のみんなに言いました。「ゆいの調べてくれたことが、いちばん大事なところだと思う。だから、ゆいに発表してほしい。ぼくは、写真を見せる係をするよ。」

ゆいは、うれしそうに笑ってうなずきました。発表は大成功で、先生からも「班のみんなで協力できていましたね」とほめられました。

しんごは、人の褌で相撲を取るようなことをしなくてよかったと、ほっとしました。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題