歯に衣着せぬ
(はにきぬきせぬ)

「歯に衣着せぬ」の意味

遠慮しないで、思ったことをはっきり言うこと。

「歯に衣着せぬ」の使い方

祖母は歯に衣着せぬ人で、悪いところはすぐに注意してくれる。

小学生に理解できる「歯に衣着せぬ」を使った物語

ハルカのおじいちゃんは、思ったことを何でもはっきり言う人です。家族からは「歯に衣着せぬ人だね」と言われています。

ある日、ハルカは学校の作文を、おじいちゃんに読んでもらいました。おじいちゃんは読み終わると、「この作文は、楽しかったと何回も書いてあるけれど、何が楽しかったのかがわからないね」と言いました。

ハルカは、少しむっとしました。でも、おじいちゃんはつづけて言いました。「たとえば、海で何を見て、どんな気持ちになったのかを書いたら、読む人にもきっと伝わるよ」

ハルカは、作文を書き直すことにしました。海でカニを見つけたときのどきどきした気持ちや、波の音がどんなふうに聞こえたかを、くわしく書いていきました。

書き直した作文を先生に出すと、「様子がよく伝わってくる、すてきな作文ですね」と、ほめてもらえました。作文は、学年の文集にのることになりました。

ハルカはおじいちゃんに報告しました。「おじいちゃんは歯に衣着せぬ言い方をするけど、言われたとおりに直したら、ほめられたよ」。おじいちゃんは「そうか、よかったな」と、うれしそうに笑いました。

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