故事成語辞典
人からひどいことをされたら、それと同じやり方で仕返しをするということ。
目には目を歯には歯をと仕返しばかりしていたら、いつまでもけんかが終わらない。
小学五年生のかいとは、休み時間に友だちのゆうまとドッジボールをしていました。そのとき、ゆうまが投げたボールが、かいとの顔に当たってしまいました。「いたっ。」かいとは、わざとやられたと思い、かっとなりました。目には目を歯には歯を、と頭の中で考え、次の番でゆうまの顔をねらって強いボールを投げようとしました。そのとき、ゆうまがかけよってきました。「ごめん、かいと。手がすべって、変なところに飛んじゃったんだ。だいじょうぶか。」かいとは、ふり上げていた手を下ろしました。ゆうまは、本当に心配そうな顔をしていました。もしあのままボールを投げていたら、ゆうまにけがをさせていたかもしれません。放課後、かいとはそのことを先生に話しました。先生はうなずいて言いました。「目には目を歯には歯を、という考え方で仕返しをすると、また相手も仕返しをして、終わりがなくなってしまうんだ。まずは、相手の話を聞くことが大切だよ。」かいとは、すぐにかっとなってしまう自分をふり返りました。そして、次からは仕返しを考える前に、深呼吸をしようと決めました。次の日、かいととゆうまは、また笑いながらいっしょにドッジボールをしました。二人のボールは、前よりもずっと楽しそうに飛びかっていました。
小学五年生のかいとは、休み時間に友だちのゆうまとドッジボールをしていました。そのとき、ゆうまが投げたボールが、かいとの顔に当たってしまいました。
「いたっ。」かいとは、わざとやられたと思い、かっとなりました。目には目を歯には歯を、と頭の中で考え、次の番でゆうまの顔をねらって強いボールを投げようとしました。
そのとき、ゆうまがかけよってきました。「ごめん、かいと。手がすべって、変なところに飛んじゃったんだ。だいじょうぶか。」
かいとは、ふり上げていた手を下ろしました。ゆうまは、本当に心配そうな顔をしていました。もしあのままボールを投げていたら、ゆうまにけがをさせていたかもしれません。
放課後、かいとはそのことを先生に話しました。先生はうなずいて言いました。「目には目を歯には歯を、という考え方で仕返しをすると、また相手も仕返しをして、終わりがなくなってしまうんだ。まずは、相手の話を聞くことが大切だよ。」
かいとは、すぐにかっとなってしまう自分をふり返りました。そして、次からは仕返しを考える前に、深呼吸をしようと決めました。
次の日、かいととゆうまは、また笑いながらいっしょにドッジボールをしました。二人のボールは、前よりもずっと楽しそうに飛びかっていました。
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