猫の額(ねこのひたい)

「猫の額」の意味

土地などが、とてもせまいことのたとえ。

「猫の額」の使い方

友達の家で遊んでいたとき、部屋がとても狭くて、おもちゃを置くスペースがまったくなくて、「ここはまさに猫の額だね」と思った。

小学生に理解できる「猫の額」を使った物語

ソウタの家は、町の中の小さな一軒家です。家のうらには、たたみ二まいほどの小さな庭があります。

ある日、ソウタは学校で、野菜を育てる宿題を出されました。ソウタは家に帰ってお父さんに相談しましたが、お父さんは庭を見て苦笑いしました。「うちの庭は猫の額ほどしかないからなあ。何が植えられるかな」

二人は、せまい場所でも育てやすい野菜を、図書館の本で調べました。すると、プランターを使えば、ミニトマトやバジル、ラディッシュなら、せまい場所でも育てられることがわかりました。

ソウタとお父さんは、プランターを三つ買ってきて、猫の額のような庭にならべました。ミニトマトは、高く育つように支柱を立てました。

毎朝水をやり続けると、二か月ほどで赤いミニトマトがいくつも実りました。ラディッシュも、土の中から赤い頭をのぞかせました。

宿題の発表の日、ソウタは写真を見せながら言いました。「うちの庭は猫の額ほどせまいけど、工夫すればたくさん野菜が育ちます」。クラスのみんなは、写真の赤いミニトマトを見て、感心していました。

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