勝って兜の緒を締めよ
(かってかぶとのおをしめよ)

「勝って兜の緒を締めよ」の意味

勝ったあとこそ、ゆだんせずに気を引きしめなさいという教え。

「勝って兜の緒を締めよ」の使い方

一回戦に勝ったからといって油断は禁物だ。勝って兜の緒を締めよと監督が言った。

小学生に理解できる「勝って兜の緒を締めよ」を使った物語

ハルカのクラスは、秋の学年ドッジボール大会で、一回戦を大差で勝ちました。教室にもどると、みんなは大はしゃぎでした。

「このまま優勝できるね」「次の相手は弱いから、練習しなくてもだいじょうぶ」。そんな声があちこちから聞こえてきました。次の日の昼休み、練習に来たのは半分ほどでした。

それを見た担任の先生が、みんなを集めて言いました。「一回戦に勝ったのはすばらしい。でも、勝って兜の緒を締めよ、という言葉があるよ。勝ったあとこそ、気をぬかずに準備しよう」

その言葉を聞いて、クラスのみんなははっとしました。その日から、昼休みには全員が集まって、ボールの受け方や投げ方を練習するようになりました。

二回戦の相手は、思っていたよりずっと強いクラスでした。それでも、練習を続けていたハルカたちは、最後まで集中して戦い、ぎりぎりで勝つことができました。

試合のあと、キャプテンのソウタが言いました。「勝って兜の緒を締めよって、本当だね。油断していたら、負けていたよ」。みんなは大きくうなずき、決勝に向けて、また練習を続けました。

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