耳にたこができる
(みみにたこができる)

「耳にたこができる」の意味

同じことを何度も聞かされて、うんざりすること。

「耳にたこができる」の使い方

「早く寝なさい」と毎晩言われて、耳にたこができそうだ。

小学生に理解できる「耳にたこができる」を使った物語

ユウマのお父さんは、ユウマが小さいころから、毎日同じことを言います。「ご飯の前には手を洗いなさい」「ねる前には歯をみがきなさい」

四年生になったユウマは、ある日、とうとう言い返しました。「お父さん、それもう百回くらい聞いたよ。耳にたこができるよ」

お父さんは笑って言いました。「耳にたこができるほど言われても、まだ手を洗い忘れることがあるだろう?」。ユウマは、きのう手を洗わずにおやつを食べたことを思い出して、何も言えませんでした。

それからしばらくたったある日、ユウマのクラスで、かぜがはやりました。休む子がたくさんいる中で、ユウマは一日も休まずに学校に行けました。

保健の先生がクラスで言いました。「かぜの予防には、手洗いとうがいがいちばん大事です」。ユウマは、お父さんの言葉を思い出しました。耳にたこができるほど聞かされていたので、いつの間にか手を洗うのがくせになっていたのです。

その夜、ユウマはお父さんに「耳にたこができるほど言ってくれて、ありがとう」と言いました。お父さんは少しおどろいた顔をして、「これからも言い続けるからな」と笑いました。

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